朝から消防車が会社設立にきた。
うぉーーー臨検だーーガサ入れだーー
あれ隠せこれ隠せ!

なんて右往左往してたら
警察まできました。

訳わからない間にUターンして帰っていきました。

その後、沖合いに油回収船の「がんりゅう」が到着

隣の会社が油流したぞー!
と、上司からお達しがきました。

燃料バンカー中に海面に流出したかな?
くらいに思ってましたが、一夜明けたらこの通り

完全に転覆しとるやん!
プッシャーと呼ばれる種類の船で名前は
「まんじゅ」丸

機関長はマブダチ…

ラインで連絡網回して無事を確認しましたが
大変な事になってますね。

船底に穴が空いているそうなので
手順としては

1、穴を塞ぐ
2、船内のタンクに残った燃料&潤滑油を回収する(これが面倒です)
3、起重機船で吊り上げバラスト調整、排水し再び浮かべるかそのままドックIN

2番の燃料タンクからの回収ですが
ホース刺して吸えば済む問題ではありません

船は横倒し、右舷を下に完全に座礁
タンクから油を吸いとると同量の海水がタンクに流入するからです。

エアー抜きと呼ばれるパイプと取りだしのバルブの2系統から自然吸気と吸引を行うという方法もありますが

面倒なんです。海の中ですから

で、エンジンルーム並びにブリッジまで完全に水没。
普通の水ではなく海水です。

電装はパーです。基盤は精密機械です。
エンジンは2機
推進機はZ型プロペラ
とても高価な装備であり、できれば再利用したいでしょうが

ドックin
ブリッジ周りの艤装品の撤去
ブリッジ並びに居住区の切り飛ばし、ブロック撤去

エンジンをまるごと陸揚げ、業者に送り塩抜き

全ての作業を終えて再び就航できるまでにかかる歳月は…船主のお金次第ですが

早くて半年、長ければ数年ごし
数年かかれば大赤字です。

さて何億かかることでしょう。

素直に廃船して新造船すれば早そうですが
エンジンも鋼鈑も造船所も全部が予約制

当面は代わりの船を雇うでしょうね。

船員が無事だったのはいいけど、知り合いなだけに後が心配です。